タカラモノ

永遠を信じたいんだ 想い出はタカラモノ

幕末の記憶~凱旋~

凱旋公演大楽を終え、2カ月に及ぶ国内60公演が幕を下ろしました。

凱旋公演は当初とれていたチケット2回分に、当日引換券を1枚追加できて、結果3回観劇しました。初日から大楽まで計7回。秋ミュは1~2回でいいかな?とか言ってたのが気付いたら阿津賀志山異聞と同じ回数見たことに。

当初プレミアム会員先行で全滅して絶望していたのが蓋をあけてみたらCD先行が良席ばかりだったのと、追加、当引、どれも神席だったので、本当、最初から最後までいろんな席で、いろんな角度で見れて、もう死ぬまでに使い切る運の数使い果たしているんじゃないかと。

最初の東京公演が終わって、厳島を挟んで、再び東京に凱旋で戻ってきて、その成長ぶりに本当にびっくりしたし、感動したし、一緒に駆け抜けて来れて、幸せな2カ月でした。

 

そして、東京公演が終わった後にこれは新撰組を勉強せねば!と思い立ち、大河の新選組!全49話と、そのあとのスピンオフの土方歳三最期の一日を見た上で、凱旋公演大楽に臨みました。

歴史ものってやっぱり単に年表を追うよりも二次創作的な創作物に触れた方が理解できるかな!ということで評判のいい新選組!を選んだわけだけど、さすが三谷幸喜、脚本も演出も登場人物もドラマチックにわかりやすく楽しめるように描かれていて、そして幕末天狼傳でも人間組が口にする「これが新撰組の戦い方です!」や「後の世の為」というのがよくわかって、勉強するテキストとしては共通点も多くて良かった。(元々の新撰組は単に荒っぽいだけの賊軍としか描かれていなかったのが司馬遼太郎燃えよ剣から英雄視され始めたというのを聞いてから、新撰組は全ては二次創作の賜物だと理解しているので、解釈が近い二次創作に触れるのが結果良かったと思う。実際三谷版の新選組!は歴史上は批判的に記されていることも、裏の事情があって、全て理由があって行われたというように作られてるし)

まだまだ本編の理解が追いつかないところもあるけれど、前のエントリーの幕末の記憶での疑問は自分なりに消化できたかな?というところで、まずはその辺の話を。

 

歴史修正主義者の狙いが良く分からないっていう、当初は新撰組を亡きものにしようとしていたのが、後半では立場が逆になって近藤さん暗殺を食い止めようとするという点は、これは単純に歴史修正主義者はその時代、時代の賊軍、敗者側につくもので、その時の勝者を負かせて、正史を変えることが一番の目的だったんじゃないかな、と。

徳川家が大政奉還して政権が朝廷に移って、薩長が政治の実権を握るまではやっぱり新撰組は正史の歴史では正しいことを行っていて、池田屋の時点では長州が悪者だったから、長州側についた。(実際に新撰組が結成されていなかったら、池田屋事件で長州が天皇を浚って天皇をたてて攘夷の名のもとに諸外国に戦をしかけて~みたいな展開もあったかもしれないと思うと、歴史修正主義者がここで長州側についてたのもわかるなあと。後の薩長同盟も結ばれなかったと思うと、結果的に倒幕もなされず、近代化もされないままだったかもしれない)

そして幕末天狼傳では池田屋のあと、もういきなり賊軍扱いされて江戸に戻ってきているところまで飛ぶわけだけど、あの時点では新撰組は歴史上の敗者であったので、今度は歴史修正主義者もそっち側につくように趣旨変えしたのかな、と。

そこで、最初から他の歴史修正主義者の動きとは独立した意志で動いていた(沖田君を生きながらえさせる)菊一文字と、最終的に目的が合致して、最後あーゆー展開になったのではないかなー

 

まあ想像でしかないけれど、自分の中ではようやく腑に落ちたので、新選組!見て良かったな、という結論。

あと、近藤さんが虎鉄を偽物だとわかっていながら「俺がこいつを虎鉄にするんだ」と言ったセリフで、ながそねが「あの人が俺を虎鉄として扱ってくれたから」を思い出して泣く。

 

あと、ここから先は本当に想像でしかない、勝手な解釈なんだけど、一応最推しである兼さんのことを。

兼さんは見た目や声や言動は理想の兼さんではあったけどあのメンバーの中で導いて見守る立場だったからまさかの三日月ポジションで最初本当にびっくりして、そして土方さんの最期までは描いてくれなかったからどんな想いを抱いていたかとか想像でしかないんだけど。

本当に想像でしかないんだけど、俺だって最期まで一緒にいられたわけじゃねえと、だけど、胸張るしかねえだろうに、あの後流山で意志を託された土方さんがその後会津、仙台、函館と戦い続けるんだけど、そのどこかのタイミングであの兼さんは土方さんの手を離れたんだけど、土方歳三資料館で見た時には、あの現存している兼さんは五稜郭まで、土方さんの死まで一緒に居て、その戦いの熾烈さが戻ってきた兼定にも見受けられた(刃がぼろぼろになっていたりした)と説明していた気がするんだけど(一番最初に見に行った時の説明なのでうろおぼえ)天狼幕末傳では函館までは一緒にいて、最期の戦いの直前に市村鉄之助に託された遺品の中に兼さんがいたんじゃないかなあと。

新撰組が何のために戦っていたのか、後の世の為っていうのは新選組!の影響もろにうけちゃうけど、あの時代、それぞれが日本の未来のことを考えて志をもって戦っていて、近藤さんが流山でトシに託したのはこの国の未来を、自分たちが戦ってきた後の世を見届けて欲しいという想いもあってその土方さんも最期の戦いの目前に、自分の小姓であった市村鉄之助に生きることと、この国の未来を見届けることを託して、もしその託された遺品の中に兼さんが居たとしたら、その辺の一連の想いを全部抱いたままあの兼さんは顕現したのかなぁとか思うと・・・

刃が折れても最期まで一緒にいたかっただろうけど、託された想いを知っているし、それを誇らないといけないから、あの兼さんは強くてかっこよくて、そして誰よりも優しいんだ;;;;

という勝手な妄想。

 

つまり、あれだけじゃ兼さんの抱いていた想いがわからないので、土方組のスピンオフ下さい!!!

 

とか言ってたらまさかに新作で最推しの石切丸が戻ってくるということでもう嬉しいやら不安やらいろんなものに押しつぶされそうなんですが。

不安で押しつぶされそうだけど、あの発表の時に清光が石切丸がいるから安心だね!って言ってくれたから、ああ、今度は清光が石切丸の出陣を見送るのね、本丸で待ってるのねってその妄想だけで安心できるし、それも何も全て幕末天狼傳での清光が三条派との出陣を経ての成長がすごくよくわかったし、特に阿津賀志での石切丸との衝突やら会話やらが全て幕末天狼傳に繋がってるから、何ていうか加州隊長の想いをきっと引き継いで行ってくれるんだろうなぁと。

 

不安の一番はチケット取れるかどうかなんですけどね!?

そんなこんなで来年もどうかこの刀ミュ運続きますように!